義父母は私立保育園を経営しており、妻(短大にて保育士資格を取得)も子育てが楽になってから手伝っています。妻が後を継ぐかはまだわかりませんが、義父母とも私にも手伝ってほしいらしく、折につけ「資格だけはとっておけ」と……。私は大型免許を持っているので「何かのときは園バスの運転で手伝います」と言うのですが、納得してくれません。
少子化のなかですが、東京への通勤圏でまだ住宅が増えている地域で、園の経営は幸い厳しくなってはおりません。また、地方の実家には兄がおりますので、次男の私としてはこの土地に骨を埋めるつもりでおります。ただ、いまの仕事も嫌いではありません。あれこれ考え、実際に園の仕事を手伝うのかどうかは先のこととして、親孝行の意味で保育士の資格を取ろうと思いました。
どうやって資格を取るか。方法にはいくつか選択肢がありましたが、保育士試験を受験してみることにしました。仕事のこと(時間の制約がある)、費用のこと、資格取得までそれほど急いでいないことが理由です。
大事なことを忘れていました。資格を取ろうと最後に決めたのは、やっぱり子どもは可愛いということです。運動会などの行事を手伝うことがあるのですが、純粋で一生懸命な子どもの姿に心が和みます。もちろん仕事となれば大変でしょうが、いい仕事、やりがいのある仕事であるのは間違いありません。経営という打算だけで保育に携わっては、子どもに申し訳ありません。